オオミノアカヤマタケ

概要

オオミノアカヤマタケは、鮮やかな赤色から橙色をした美しいきのこです。傘は大きめで、径は5～10cmに達します。湿っていると粘性があり、表面は滑らか。ひだは密で、柄は太く、下部はしばしば白っぽい菌糸で覆われています。夏から秋にかけて、主に針葉樹林の地上に単生または群生します。毒性については不明な点が多く、食用には不向きです。その美しい姿から、写真愛好家にも人気のきのこですが、観察する際は、素手で触らず、採取も控えるようにしましょう。希少種である可能性も指摘されており、保護の必要があると考えられます。