ハマシギ Calidris alpina NT 分類: 鳥類 概要 ハマシギは、小型のシギ類で、全長約18~21cm。海岸や河口の干潟、湿地などで見られる、渡り鳥として知られています。夏羽は頭部から背にかけて赤褐色で、腹は白い。冬羽は全体的に灰褐色になり、識別が難しくなります。嘴は短く、やや上向きに湾曲しています。群れで行動することが多く、砂泥の中を素早く走り回り、昆虫や甲殻類などを捕食します。日本では、春と秋の渡りの時期に多数観察できますが、一部は越冬もします。その生息域は広く、ユーラシア大陸の広い範囲や北アメリカ大陸にも分布しています。環境変化の影響を受けやすく、保全が重要な種です。