アカササゲ

概要

アカササゲは、マメ科の一年草で、沖縄や東南アジアなどに自生する植物です。高さは1メートルほどになり、つる性の性質を持ちます。葉は三出複葉で、小葉は卵形です。夏から秋にかけて、赤紫色の蝶形花を咲かせます。花後にできる豆果は細長く、多数の種子を含みます。 古くから食用や薬用として利用されてきました。若い豆果は野菜として、種子は煮豆や漬物などに加工されます。また、根には薬効があるとされ、民間療法にも用いられてきました。近年では、土壌改良や緑肥としての利用も注目されています。比較的生育が早く、乾燥にもある程度耐えるため、様々な環境で栽培が可能です。