クロモンマグソコガネ

概要

クロモンマグソコガネは、コウチュウ目マグソコガネ科に属する甲虫です。体長は5～7mm程度で、黒色を基調とした体に、黄褐色の斑紋が特徴的です。主に牛や馬などの草食動物の糞に集まり、糞を食べて生活しています。成虫は春から秋にかけて見られ、畑や牧場などの比較的開けた場所でよく見かけます。幼虫は糞の中で育ち、成虫と同様に糞を食べて成長します。日本では全国的に分布しており、比較的普通に見られる種類です。 糞虫として、自然界での有機物の分解に貢献している重要な昆虫です。