ガガブタ Nymphoides indica NT 分類: 維管束植物 概要 ガガブタは、池や沼などの浅い水中に生育する多年草の水生植物です。丸い葉を水面に浮かべ、その美しい姿から観賞用に栽培されることもあります。葉には光沢があり、切れ込みがなく、水面に平らに広がります。夏には白い小さな花を咲かせ、花びらは5枚で、縁には細かい毛が生えています。地下茎を伸ばして繁殖し、群生することもあります。環境省レッドリストでは、準絶滅危惧種に指定されており、生育地の減少が懸念されています。かつては食用や薬用にも利用されていましたが、現在では主に観賞用として楽しまれています。独特の生育環境と美しい花が魅力的な植物です。