ウラギク Aster tripolium NT 分類: 維管束植物 概要 ウラギクは、海岸に生育する多年草で、秋の代表的な野草の一つです。茎は直立し、高さは30~60cmほどになります。葉はへら状で肉厚、塩分に強いのが特徴です。 小さな白い花を多数つける頭状花序を多数形成し、全体としては淡い紫がかった白色に見えます。花期は9~11月頃で、秋風に揺れる姿は美しく、観賞価値も高いです。やや湿った砂地や塩性湿地に自生しており、生育環境は限られています。近年、開発などによる生育地の減少が懸念されています。