ヒメシマサシガメ

概要

ヒメシマサシガメは、カメムシ目サシガメ科に属する昆虫です。体長は10～15mmほどで、黒と白のまだら模様が特徴です。腹部はオレンジ色を帯び、脚は長く、捕食に適した形状をしています。 他の昆虫を捕食する肉食性で、鋭い口吻で獲物を捕らえ、消化液を注入して体液を吸います。主に植物の葉上に生息し、待ち伏せ型の狩りをします。 人家周辺でも見られ、比較的普通に見られる種ですが、その独特の模様と、人への吸血はしないものの、不用意に触ると刺される可能性があるので、注意が必要です。幼虫も成虫と同様の模様で、集団で生活することもあります。