MENU
分類: 菌類

キイロクビオレタケ

Ophiocordyceps asyuënsis (Kobayasi & Shimizu) G.H.Sung, J.M.Sung, Hywel-Jones & Spatafora
DD
分類: 菌類
キイロクビオレタケ

概要

キイロクビオレタケは、昆虫に寄生する冬虫夏草の一種です。主にセミに寄生し、宿主の体から子実体を生やします。子実体は黄色く、棍棒状で、先端がやや膨らんだ特徴的な形状をしています。夏から秋にかけて、林縁や竹林などの地上に発生します。日本では比較的珍しい種類とされていますが、近年、分布域の拡大や発見例増加の報告もあります。その生態は未だ解明されていない部分が多く、今後の研究が期待されています。独特な姿から、一部では観賞用としても注目されていますが、採取には注意が必要です。

絶滅危惧カテゴリー一覧

絶滅(EX: Extinct)
危険度: 最大
すでに絶滅したと考えられる種。過去50年間信頼できる調査で生存が確認できておらず、すべての個体が死滅したと考えられる場合。
野生絶滅(EW: Extinct in the Wild)
危険度: 極めて高い
飼育・栽培下でのみ存続している種。自然状態での生存が確認できず、動物園や植物園などでの保護下でのみ生存が確認されている場合。
絶滅危惧IA類(CR: Critically Endangered)
危険度: 非常に高い
ごく近い将来における野生での絶滅の危険性が極めて高いもの。個体数の激減や生息地の著しい減少が確認されている種。
絶滅危惧IB類(EN: Endangered)
危険度: 高い
IA類ほどではないが、近い将来における野生での絶滅の危険性が高いもの。生息条件の悪化や個体数の減少が進行している種。
絶滅危惧II類(VU: Vulnerable)
危険度: 中程度
絶滅の危険が増大している種。現在の状態をもたらした圧迫要因が引き続き作用する場合、近い将来「絶滅危惧I類」のカテゴリーに移行することが考えられる種。
準絶滅危惧(NT: Near Threatened)
危険度: やや低い
現時点での絶滅危険度は小さいが、生息条件の変化によっては「絶滅危惧」として上位カテゴリーに移行する可能性がある種。
軽度懸念(LC: Least Concern)
危険度: 低い
上記のカテゴリーに該当しない種。現時点では絶滅の危険性が低く、生息状況が安定している種。
情報不足(DD: Data Deficient)
危険度: 評価不能
評価するだけの情報が不足している種。危険性の評価が可能な情報が得られていない状態の種。
目次