ホウヨカモメヅル

概要

ホウヨウカモメヅルは、つる性の多年草で、山地の林縁などに生育します。茎は細く、他の植物に絡みつきながら成長します。葉は対生し、卵形から披針形で、先端は尖っています。花期は夏で、淡緑色の小さな花を多数咲かせます。花は五角形で、星形のような形をしています。実は袋果で、熟すと裂開し、多数の種子を散布します。全体に白い軟毛が生えているのが特徴で、他のカモメヅル属植物と区別できます。薬用として利用された歴史も持ちますが、毒性も有するため、注意が必要です。