ヒメハッカ Mentha japonica NT 分類: 維管束植物 概要 ヒメハッカは、シソ科ハッカ属の多年草で、日本各地に自生する身近な植物です。高さは10~30cmほどと小柄で、茎は四角形をしています。葉は対生し、卵形で鋸歯があります。夏から秋にかけて、淡紫色の小さな花を穂状に咲かせます。爽やかな香りが特徴で、ハーブとして利用されることもあります。乾燥させた葉は、お茶やポプリなどに利用され、その清涼感のある香りは、リラックス効果も期待できます。比較的日当たりの良い湿地や河川敷などに生育し、繁殖力も旺盛です。他のハッカ類と同様に、メントールを含み、独特の香りを放ちます。