コヤマコウモリ Nyctalus furvus EN 分類: 哺乳類 概要 コヤマコウモリは、日本を含む東アジアに分布する、体長5~6cmほどの小型のコウモリです。夜行性で、主に昆虫を捕食します。樹洞や岩の隙間などに集団で生息し、数百から数千頭にも及ぶ大きなコロニーを作ることもあります。 比較的都市部にも適応しており、公園や街路樹などでも見られることがあります。飛行能力が高く、敏捷な動きで空中を飛び回り、虫を捕らえます。 他のコウモリと同様に、超音波を使って周囲を感知し、獲物を探します。秋には、冬眠のために集団で山地へと移動します。近年、生息地の減少や環境の変化によって個体数が減少傾向にあると考えられています。