トダイハハコ

概要

トダイハハコは、キク科ウスユキソウ属の多年草で、高山帯に生育する植物です。白い綿毛に覆われた葉と、小さな白い花が特徴的で、その美しい姿から観賞用としても人気があります。乾燥した環境を好み、岩場や砂礫地に群生することが多いです。開花期は夏から秋にかけてで、白い花が密集して咲く様子は、まるで雪が積もったように見えます。丈夫で育てやすいことから、高山植物の栽培経験が少ない人にもおすすめです。薬用としての利用もされており、民間療法で活用される場合もあります。 独特の風情を持つトダイハハコは、高山植物の魅力を存分に味わえる植物です。