ヒジハリノキ Randia sinensis EN 分類: 維管束植物 概要 ヒジハリノキは、熱帯アジア原産の常緑低木または小高木です。枝に鋭い棘があるのが特徴で、この棘が名前の由来となっています。 光沢のある濃い緑色の葉は対生し、楕円形をしています。夏には白い花を咲かせ、芳香を放ちます。花後にできる果実は、熟すと黄色やオレンジ色になり、鳥などが好んで食べます。生垣や庭園樹として利用される他、材木としても利用価値があります。比較的乾燥にも強く、生育しやすい植物ですが、寒さには弱いので、温暖な地域での栽培が適しています。 独特の棘と美しい花、そして実が魅力的な、南国の雰囲気漂う植物です。