エヒメウスバタケ

概要

エヒメウスバタケは、木材腐朽菌の一種で、主に広葉樹の枯れ木に発生するキノコです。子実体は薄く、平たく、傘はほとんど発達せず、貝殻状または扇形をしています。色は淡褐色から黄褐色で、表面には微細な毛が生えています。肉は薄く、硬くてコルク質です。名前の通り、愛媛県で最初に発見されたとされていますが、現在は日本各地で確認されています。発生時期は夏から秋で、比較的湿度の高い環境を好みます。食用には適しません。独特の外観から、菌類愛好家にも知られています。