ウスリーマルハナバチ

概要

ウスリーマルハナバチは、日本を含む東アジアに生息する大型のマルハナバチの一種です。体長は女王バチで約20mm、働きバチは約15mmと、マルハナバチの中では比較的大きなサイズです。体は黒色を基調とし、腹部には黄色の帯が特徴的に並びます。主に山地や森林周辺に生息し、様々な植物の花を訪れて花粉や蜜を集めます。重要な送粉者として、生態系において重要な役割を担っています。近年は生息数の減少が懸念されており、保全活動の対象となっています。その大きな体と、活発な活動は観察者を魅了します。