オオカバヒラタカメムシ

概要

オオカバヒラタカメムシは、扁平な体形が特徴的なカメムシの一種です。その名の通り、比較的大きなサイズで、体長は10mmほどになります。体は黒褐色で、光沢は弱く、不規則な点刻が見られます。主に、朽ち木や樹皮下などに生息し、菌類などを食べて生活しています。 夜行性で、昼間は朽ち木などに潜んでおり、発見しづらい昆虫です。成虫は秋から冬にかけて見られ、春には卵を産みます。幼虫は成虫とよく似た姿をしています。日本では比較的広く分布していますが、個体数は多くなく、珍しい種類と言えるでしょう。 その独特な形態から、昆虫愛好家にも人気があります。