タカラサシガメ

概要

タカラサシガメは、カメムシ目サシガメ科に属する昆虫です。体長は10mmほどで、細長い体型が特徴です。体は黒褐色をしており、脚には細かい棘があります。主に草原や河川敷などの草地で見られ、植物の茎などに生息しています。他の昆虫を捕食する肉食性で、鋭い口吻で獲物を捕らえ、体液を吸います。 名前の由来は、発見者の宝先生にちなむと言われています。比較的珍しい種で、生息地も限られています。そのため、詳しい生態についてはまだ解明されていない部分も多く、今後の研究が待たれています。観察する際は、刺激しないように注意が必要です。 刺されると痛みを感じるので、素手で触らないようにしましょう。