クロアシブトハナカメムシ

概要

クロアシブトハナカメムシは、カメムシ目・ハナカメムシ科に属する昆虫です。体長は5～6mmほどで、体は黒褐色をしており、脚は特に太く黒色です。名前の通り、太くて黒い脚が特徴的です。 主に広葉樹の樹皮下や枯れ枝などに生息し、他の昆虫などを捕食する肉食性のカメムシです。成虫は春から秋にかけて見られ、越冬は幼虫で行うとされています。 比較的珍しい種とされており、生息環境の減少などにより、個体数は減少傾向にあると考えられています。そのため、観察する際には、生息環境を保護するよう配慮することが重要です。 その独特な形態と生態から、昆虫愛好家の間でも注目されている種です。