ツマグロキチョウ

概要

ツマグロキチョウは、モンシロチョウ科に属する小型のチョウです。翅は鮮やかな黄色で、後翅の外縁に黒い縁取りがあるのが特徴です。この黒い縁取りが、名前の由来となっています。オスとメスでは、この黒い縁取りの幅に違いがあり、オスの方が幅広です。 主に平地から低山地の草原や河川敷などに生息し、様々な花で吸蜜します。幼虫の食草は、マメ科植物のミヤコグサやカタバミなどです。比較的、都市部でも見かけることができ、身近なチョウとして親しまれています。春から秋にかけて見られ、年数回発生します。飛び方はひらひらと軽やかで、優雅な姿が魅力です。