コバネアオイトトンボ

概要

コバネアオイトトンボは、イトトンボ科に属する小型のトンボです。体長は3～4cmほどで、オスはメタリックな緑色、メスは緑褐色をしています。名前の通り、翅が短く、他のイトトンボと比べてずんぐりとした体型が特徴です。 水田や湿地などの止水域に生息し、水辺の植物などに静止していることが多いです。他のイトトンボと同様に、オスは縄張りを持ち、メスを待ちます。幼虫は水中で生活し、他の水生昆虫などを捕食して成長します。 比較的平地で見られる種類で、初夏から秋にかけて見ることができます。近年、生息環境の減少により個体数が減っている地域もあるため、注意深く観察する必要があります。