クスイキボシハナノミ

概要

クスイキボシハナノミは、日本固有種の花ノミの一種です。体長は5mm前後と小型で、全体に黒色をしており、上翅に特徴的な黄色の斑紋を持ちます。この斑紋は個体によって変異があり、それが同定のポイントの一つとなっています。主に山地の森林に生息し、成虫は春から夏にかけて活動します。幼虫の生態はあまり詳しく分かっていませんが、他のハナノミ類と同様に、植物を食べて育つと考えられています。比較的珍しい種であり、生息地の環境変化に影響を受けやすいことから、保全の必要性が高い昆虫です。 発見された場所や発見者などに由来する名前を持つと考えられています。