コゴメカマキリムシタケ

概要

コゴメカマキリムシタケは、カマキリの体から生える冬虫夏草の仲間です。小さな米粒のような姿からその名が付けられました。宿主であるカマキリに寄生し、その体内で成長、やがてカマキリの頭部から子実体（きのこの部分）を突き出します。子実体は数ミリ程度の大きさで、白く、棍棒状をしています。主に東南アジアで発見され、希少な菌類として知られています。その独特な生態と姿から、研究対象としても注目されています。薬効成分なども研究されていますが、未だ解明されていない部分も多い神秘的な菌類です。