オオバナオガタマノキ

概要

オオバナオガタマノキは、モクレン科オガタマノキ属の常緑高木です。オガタマノキの変種で、その名の通り、オガタマノキよりも大きな花を咲かせます。芳香のあるクリーム色の花は、直径10cm以上にもなり、強い甘い香りを放ちます。開花時期は春から初夏にかけてで、花弁は厚みがあり、上品な印象を与えます。葉は長楕円形で光沢があり、樹木全体として美しく、庭木として人気があります。比較的温暖な地域で生育し、日当たりと水はけの良い場所を好みます。神事に使われるオガタマノキと同様に、神聖な木として扱われることもあります。独特の甘い香りは、香水やアロマオイルの原料としても利用されます。