ツルカタヒバ

概要

ツルカタヒバは、乾燥に強い常緑のシダ植物です。地面を這うように広がり、岩場や乾燥した土壌に生育します。茎は細く、多数の小さな葉が密に互生します。葉は鱗片状で、表裏で形が異なるのが特徴です。胞子嚢は茎の先端に付き、胞子で繁殖します。観賞用として、盆栽やテラリウムなどに利用される他、乾燥した環境での地被植物としても活用されています。その強い生命力と独特の形態から、人気のある植物となっています。乾燥に強く育てやすい一方で、過湿には弱いので注意が必要です。