ヌマドジョウツナギ

概要

ヌマドジョウツナギは、湿地や水辺に生育する多年草です。高さは30～80cmほどになり、細長い葉を持ちます。花穂は長さ5～15cmの円柱形で、多数の小穂が密に付きます。小穂は長さ5～7mm、淡緑色で、多数の花を含みます。種子は小さく、水に浮いて散布されます。イネ科の植物で、他の水生植物と混生することが多く、水質浄化への貢献も期待されています。日本では、比較的広い範囲で見られますが、開発などによる生息地の減少が懸念されています。