キバナノホトトギス

概要

キバナノホトトギスは、ユリ科ホトトギス属の多年草です。山地のやや湿った場所に自生し、初秋に鮮やかな黄色の花を咲かせます。花弁には紫褐色の斑点が入るものが多く、独特の風情があります。ホトトギスの仲間では珍しく黄色い花を咲かせることから、その名が付けられました。高さは30～60cm程になり、葉は互生し、葉脈が目立ちます。花は茎の先端に数個つき、下向きに咲くのが特徴です。観賞価値が高く、近年は園芸植物としても人気があります。比較的育てやすく、丈夫な植物ですが、過湿には弱いので注意が必要です。