ヒメシロアサザ

概要

ヒメシロアサザは、水に浮かぶ多年草で、小型の白い花が特徴です。繊細な糸状の根を水中から伸ばし、水面に美しい花を咲かせます。花は直径1～1.5cmほどで、5枚の花弁を持ち、中心部は黄色みを帯びています。葉は円形で、水面に広がり、光沢があります。環境省レッドリストで絶滅危惧種に指定されており、その希少性から、美しい姿と共に保全の重要性が認識されています。主に、浅い池沼や湿地に生育し、清浄な水質を好む植物です。減少の主な原因は、水質汚濁や湿地の開発などによる生息地の減少です。