ヒメマサキ

概要

ヒメマサキは、高さ1～3メートルほどの常緑低木で、庭木として広く親しまれています。枝は細く、密に分枝してこんもりとした樹形を形成します。葉は対生し、長さ2～4センチメートルの楕円形～卵形で、革質で光沢があります。縁には細かい鋸歯があり、秋には紅葉します。小さな淡緑色の花を多数咲かせ、秋にはピンク色の小さな果実をつけます。刈り込みに強く、生垣や整形樹として利用される他、鉢植えとしても楽しめます。日当たりを好みますが、比較的乾燥にも強く、育てやすい植物です。そのコンパクトな樹形と紅葉の美しさから、和風庭園や洋風庭園を問わず、様々な景観にアクセントを加えます。