ミギワガラシ Rorippa globosa VU 分類: 維管束植物 概要 ミギワガラシは、湿った場所に生育する小型の多年草です。茎は直立し、高さは10~30cmほどになります。葉は羽状に深く裂け、小さな花を多数つけます。花は鮮やかな黄色で、直径は5mm程度と小さく、春から夏にかけて開花します。河川敷や湿地など、水辺の環境を好み、群生している様子も見られます。比較的環境変化に強く、生育範囲は広いものの、開発などによる生息地の減少が懸念されています。全草に辛みがあり、食用や薬用としても利用されてきた歴史があります。近年では、観賞用としても注目されています。