コギシギシ

概要

コギシギシはタデ科ギシギシ属の多年草で、日本各地の道端や荒れ地などに自生しています。ギシギシに似ていますが、葉の縁にギザギザがあり、葉の基部は心形または円形である点が特徴です。茎は直立し、高さは30～80cmほどになります。夏に、緑白色の花を多数つけます。全体に酸味があり、かつては食用にされたこともあります。他のギシギシ類と同様に、環境への適応能力が高く、様々な場所に生育できる強健な植物です。 やや湿った場所を好みますが、乾燥した場所にも生育可能です。