ナゴラン Sedirea japonica EN 分類: 維管束植物 概要 ナゴランは、着生植物として知られるランの一種です。沖縄や奄美諸島などの暖地の森林に自生し、樹木の枝や岩などに根を張り付かせて生育します。葉は厚く、革質で光沢があり、乾燥に強い性質を持っています。花は春から初夏にかけて開花し、淡い黄緑色の可憐な花を咲かせます。その独特の美しさから、観賞用として人気があり、古くから栽培もされています。近年は自生地の減少により個体数が減少し、保護の必要性が高まっています。比較的育てやすく、洋ラン初心者にもおすすめの品種です。 独特の生育環境と美しい花を合わせ持つ、魅力的な植物と言えるでしょう。