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分類: 維管束植物

ハタベスゲ

Carex latisquamea
EN
分類: 維管束植物
ハタベスゲ

概要

ハタベスゲは、湿地や水辺に生育するカヤツリグサ科スゲ属の植物です。比較的背が高く、50~100cmほどに成長します。葉は幅広で、やや硬く、緑色をしています。花期は初夏で、細長い花穂をつけます。花穂は雌雄異株で、雄花穂は上部に、雌花穂は下部に位置します。果実は痩果で、熟すと褐色になります。日本各地に分布しており、湿原や河川敷などの湿った環境で見ることができます。他のスゲ類と比べると大型で、葉の幅が広いことが特徴です。環境指標植物としても注目されており、生育状況から水質の良し悪しを推測する事ができます。

絶滅危惧カテゴリー一覧

絶滅(EX: Extinct)
危険度: 最大
すでに絶滅したと考えられる種。過去50年間信頼できる調査で生存が確認できておらず、すべての個体が死滅したと考えられる場合。
野生絶滅(EW: Extinct in the Wild)
危険度: 極めて高い
飼育・栽培下でのみ存続している種。自然状態での生存が確認できず、動物園や植物園などでの保護下でのみ生存が確認されている場合。
絶滅危惧IA類(CR: Critically Endangered)
危険度: 非常に高い
ごく近い将来における野生での絶滅の危険性が極めて高いもの。個体数の激減や生息地の著しい減少が確認されている種。
絶滅危惧IB類(EN: Endangered)
危険度: 高い
IA類ほどではないが、近い将来における野生での絶滅の危険性が高いもの。生息条件の悪化や個体数の減少が進行している種。
絶滅危惧II類(VU: Vulnerable)
危険度: 中程度
絶滅の危険が増大している種。現在の状態をもたらした圧迫要因が引き続き作用する場合、近い将来「絶滅危惧I類」のカテゴリーに移行することが考えられる種。
準絶滅危惧(NT: Near Threatened)
危険度: やや低い
現時点での絶滅危険度は小さいが、生息条件の変化によっては「絶滅危惧」として上位カテゴリーに移行する可能性がある種。
軽度懸念(LC: Least Concern)
危険度: 低い
上記のカテゴリーに該当しない種。現時点では絶滅の危険性が低く、生息状況が安定している種。
情報不足(DD: Data Deficient)
危険度: 評価不能
評価するだけの情報が不足している種。危険性の評価が可能な情報が得られていない状態の種。
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