コウリンギク

概要

コウリンギクは、キク科の多年草で、北海道から東北地方にかけて分布しています。日当たりの良い草原や河原などに自生し、高さは30～80cmほどになります。夏から秋にかけて、鮮やかな黄色の頭状花序を多数つけ、美しい花を咲かせます。葉は羽状に深く裂け、全体に白い毛が生えているのが特徴です。乾燥にも比較的強く、丈夫な植物なので、観賞用としても人気があります。近年は、園芸品種の開発も進み、より美しい花や様々な性質を持つ品種が楽しめます。その力強い生育ぶりから、環境の変化にも比較的強い植物と言えます。