シラガブドウ Vitis amurensis EN 分類: 維管束植物 概要 シラガブドウは、日本、朝鮮半島、中国東北部などに自生するブドウ科のつる性植物です。他の植物に巻き付きながら生育し、秋には美しい紅葉を見せます。果実は直径約1cmほどの小さな球形で、熟すと黒紫色になります。生食も可能ですが、酸味が強く、ジャムやジュースなどに加工されることが多いです。耐寒性が非常に強く、寒冷地での栽培にも適しています。野生種として広く分布しており、山野で見かける機会も多いですが、近年は開発などによる生息地の減少が懸念されています。薬用にも利用され、漢方薬として用いられることもあります。