オオバフジボグサ

概要

オオバフジボグサは、マメ科の多年草で、高さは30～80cmほどになります。葉は羽状複葉で、小葉は5～7対あり、楕円形～披針形で、表面には毛が生えています。夏から秋にかけて、穂状花序に淡紅紫色の小さな花を多数つけます。花序は長さ5～15cmで、綿毛のような白い毛に覆われています。日当たりの良い草原や林縁などに生育し、日本各地で見られます。根茎は長く伸び、群落を作ることもあります。乾燥にも比較的強く、観賞用としても利用されます。独特の風貌から、他の植物と容易に区別できます。