ヤエヤマハマゴウ Vitex bicolor CR 分類: 維管束植物 概要 八重山ハマゴウは、沖縄の八重山諸島に自生するシソ科の低木で、海岸近くに生育します。高さは1メートルほどになり、灰白色の枝に細かい毛が生えています。葉は対生し、楕円形で厚みがあり、白っぽい灰緑色をしています。夏には淡紫色の美しい花を咲かせ、芳香を放ちます。花後には球形の小さな果実をつけます。乾燥や強風にも強く、海岸の砂浜や岩場など、厳しい環境でも生育できる強健な植物です。その美しい花と、耐塩性・耐暑性といった特性から、近年では観賞用としても注目されています。