クニガミヒサカキ Eurya zigzag CR 分類: 維管束植物 概要 クニガミヒサカキは、モチノキ科ヒサカキ属の常緑低木です。葉は互生し、厚みがあり、縁には細かい鋸歯があります。葉の形は特徴的で、ジグザグ状に波打つのが名前の由来となっています。初夏に小さな白い花を咲かせ、秋には黒い実をつけます。比較的日陰にも強く、乾燥にも耐えるため、庭木や生垣として利用されることもあります。日本では主に南西諸島に分布しており、照葉樹林などに生育しています。葉の形状から他のヒサカキ類と容易に区別できます。 観賞価値が高く、近年注目されている植物の一つです。