ホウザンツヅラフジ

概要

ホウザンツヅラフジは、つる性の落葉木本で、森林や林縁などに生育する植物です。茎は長く伸び、他の植物に巻き付いて成長します。葉は円形または広卵形で、互生します。夏には小さな淡黄緑色の花を多数つけ、秋には球形の小さな果実をつけます。果実は黒紫色に熟し、光沢があります。全体にアルカロイドを含み、有毒植物として知られています。古くから薬用として利用されてきた歴史があり、民間療法では、様々な症状に用いられてきましたが、毒性があるため、専門家の指導なしに服用することは危険です。観賞用としても利用されますが、取り扱いには注意が必要です。